30代WEBクリエイターが1年間の独学で予備試験合格を目指す

30代WEBクリエイターが1年間の独学で予備試験合格を目指し、その中での工夫や気づき等をアップしていきます。

予備試験独学1年合格を目標に(1ヶ月目/後半)

さて、前回の記事の続きです。


①BOOK OFFに去年までの民法の基本書が売ってたのでそれを買ってサラッと読んでみた。
民法の択一の過去問をサラッとやってみた
③インターネットで数多くの司法試験と予備試験の「学習体験談」を検索して読んだ。
youtubeで公開されている講義のサンプルを見た。
⑤勉強についての脳科学を軽く勉強した
⑥最初の学習に利用したい書籍を購入した
⑦自分学習用のWEBアプリケーションを開発した。
⑧周りの知人を一人予備試験受験に引き込んでみた。


の⑥までは消化したので、この記事では⑦と⑧についてお話したいと思います。



⑦自分学習用のWEBアプリケーションを開発した。


さて、この部分は普通に司法試験(予備試験)の勉強をしている人にとっては理解しがたい部分だと思います。


これは僕の中で「1年で独学で予備試験に合格する」という目標の中で最も重要な役割を果たしてくれる学習ツールだと思っています。


短期間で広い範囲をしっかりと学習する為に大切な事は僕はこう考えました。

1・インプット・アウトプットの概念を同時にやろう
2・学習環境に適した学習をしよう
3・理解の自己評価は常にしておきたい
4・学習内容を「データ」として持てば膨大な情報量をスムーズに取り出せる
5・理解した瞬間に誰かに教える事を理解する
6・短時間で広い範囲をまず習得
7・応用によって条文を使いこなす
8・一度行った学習は絶対に活用する。


この方式をいつでも採用し続けた勉強をすれば、
学習効率ってハンパ無い物になると思いませんか(笑)?


自分が持っているWEBの知識でこの学習環境を実現させようと思いました。


僕がWEBクリエイターだった事での大きなメリットなんですよ。


例えば、今まで僕がこのWEB業界に携わって無いとしたら、上記の8つを実現させる為には

参考書を読みながらノートに書き出し(インプット・アウトプット)
常に家での学習や外で学習する教材を持ち分けて(学習環境に適した学習)
その項目が出来たか出来ないかを全部覚えていなければならなくて(自己評価)
勉強内容を確認する度に対応したノートや書籍を探し出さなきゃいけなくて(データ)
自己整理が出来ても、外にその成果を示す機会を作らなきゃいけなくて(誰かに教える)
短期間で学習した膨大な範囲を把握しておかなければならなくて(広い範囲)
学習した内容に対して応用した判例等をイチイチ探さないといけない(応用)
訳なんです。

そして、一度書いた問題文の答えとかを繰り返し学習用のツールとして使うのが難しいですよね。



もちろん、これがスムーズに出来る人はこれでいいんだと思います。


初学者の僕には無理です。


では、これを学習ツールのWEBアプリケーション化したらどうなるかというと


参考書で読んで理解した内容を自分の言葉でデータとして登録(インプット・アウトプット)
家では参考書の内容をまとめ、外ではスマホ環境で反復(学習環境に適した学習)
◎、▲、×で理解度を常に記録して苦手な物を選んで潰していく(自己評価)
検索する事ですぐに欲しい学習情報を引っ張れて(データ)
自分に対して問題形式でデータ登録してクイズっぽさを作って(誰かに教える)
学習量と範囲をデータベース化してまとめて(広い範囲)
条文と関連する判例等を紐づけておいて更に応用を確認出来る(応用)
訳なんです。


そして、一度書いた問題文と答えは再学習用のデータとなります。


そんな自分の学習に適したWEBアプリケーションをこの1か月(開発には2日くらいだけど)かけて作成しました。もちろん、あくまでも自分用なので、動けばいいという判断なので必要最低限ですが。


wordpressにbootstrapのテンプレート載せて、それぞれ簡易的にカスタマイズしました。


物凄く簡単なイメージですがひとまず、初期開発段階での構想はこんな感じのものでした。


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ただ、上記の◎、▲、×の方式や内容など、開発と参考書の方式に合わせる等して大分変りましたが。(構想画面では「もう定着した」「してない」の2択だった)


自分で整理した内容を問題として、オレンジのボタンをクリックするとパカッて答えが出るイメージですね(笑)


あとは、参考書を読んで、それぞれの趣旨とか意義とか論点とか登録(学習・理解)して、問題化された物を出先とか休憩時間とかにスマホで学習する(暗記・反復)感じです。


初期段階では条文・論点・判例用の問題テンプレートを作っていましたが、
今は基礎知識・判例と2つテンプレートにしています。

 

イメージとしてはスマホだけで利用できる超万能型の暗記カードに近いかもしれないですね。

ただ、使いながら色々改善の必要が出て来ると思うので、
もう少し落ち着いてきた時に実際の物も掲載出来ればなとは考えています。



WEBアプリケーションの場合、基本的なデータはどんどん蓄積出来て後は吐き出し方次第なので、「これだとこういう学習方法が足りない」「もっとこうしたら?」が柔軟に対応できるのがいい所です。


司法試験(予備試験)学習者で、自分でこういった環境をごく短時間で開発してツールとして使おうという発想のある人はなかなかいないと思うので、僕の様なWEBクリエイターならではの学習方法だと思っています。

 

ただの自己満足でこのWEBアプリケーションが意味不明に感じる方はごめんなさい(笑)



さて、まずはこのツールの活用で「1年」という目標をどれだけ縮められるか・・。



⑧周りの知人を一人予備試験受験に引き込んでみた。


僕の知り合いの一人を予備試験に巻き込んでみました(笑)


もちろん強引とかじゃなくて、僕と同じような時間の学習時間で初学者の人間です。


僕も初学者なので、一緒に勉強して法律の内容については何を教えるという訳でもはありませんが、僕と全く同じ勉強方法を行って貰おうと思いました。
(その知り合いには『2年で予備試験合格目標』とさせました)



そうする事のメリットとしては、何よりも早い段階で僕が行っている学習方法の弱点を見つける事が出来る事です。


『このWEBアプリだと●●が足りなくない?』
『ここ勉強してみたんだけど、●●で補っていった方が良くない?』


こういった意見交換は同じ環境で自分とは違う視点で弱点を見つける事の出来るメリットになるはずです。


そして、一緒に勉強した知り合いも予備試験に受かったらそれは最高ですし(笑)



・・・とひとまず最初の1か月をこういった勉強環境の構築に時間を費やしました。


1年という時間の限られた時間で予備試験を独学で受かるつもりなので、その中で1か月をほぼ準備だけで実際の学習無しに過ごすのはハタから見たら信じられないかもしれないですが、きっと意味のある1か月だったと僕は思っています。



とりあえずはこれから3か月くらいはこのWEBアプリケーションを使いながらいきなり予備試験の論文の勉強を始めて、ある程度の計画予定までは行こうと思います。

 

何かこの記事だけ読むと予備試験の勉強をしているのかどうかわからない様な内容ですが、真面目に来年の予備試験に合格するつもりで取り組んでいます。


気づきや経過等随時書いていこうと思います。

 

【追記】

現在のWEBアプリケーションのUIはこんな感じになりました。
自己満ですが、参考までに

 

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