30代WEBクリエイターが1年間の独学で予備試験合格を目指す

30代WEBクリエイターが1年間の独学で予備試験合格を目指し、その中での工夫や気づき等をアップしていきます。

独学1年で予備試験に合格しようと思う。

はじめまして。


『30代WEBクリエイターが1年間の独学で予備試験合格を目指す』


このブログのタイトルが結構ぶっ飛んだ内容のタイトルだと思う人も多いとは思います(笑)


予備試験とは司法試験予備試験
司法試験は日本の最難関国家試験と呼ばれています。


試験制度の改革によって、新司法試験(いわゆる本試験)を受験する為には、この予備試験を通過しなければなりません。


合格率にして4%くらい。
非常に狭き問です。


僕は、平成29年の予備試験にチャレンジしようと思っています。


法律の勉強なんてまともにした事はありません。


そんな僕が平成28年6月現在(既に挑戦を開始して1ヶ月経過しました。)独学で約1年間という限られた時間の中で、工夫とアイディアを駆使して合格するつもりです。


①僕がなぜ、予備試験に挑戦しようと思ったのか?

僕は現在30代前半です。

仕事はWEBクリエイターです。


普段はホームページを制作したり、PHP等のプログラムを使ってシステムを組んだりしています。


法曹関係とは全く関係の無い仕事ですね。


結婚していて子供もいます。


そんな僕が単純に挑戦しようと思ったきっかけは


『一度きりの人生、まだまだ何かチャレンジがしたい』


という事でした。
ありきたりですが(笑)


そして節目の30代。
どうせチャレンジするのなら、難関試験の司法試験に興味を持ちました。


ただ、仕事や家庭の条件としての制約もあって

・会社を辞めてガッツリ予備校なんて通う事はまず出来ない。
・一日の限られた時間の中で、限られた勉強時間しか確保する事が出来ない。

という本末転倒な事情がありました。
恐らく今、生活の多くを犠牲にして予備試験学習をしている人にとっては

「何甘い事言ってんだよボケッ!!!!!」

と思われてしまうでしょうね。


ネットで調べても、初学者が1年の独学で予備試験に合格する方法なんてものはどこにも掲載されていませんでした。(旧司法試験等では、現役の大学生が1年の勉強で合格した等の記事はありましたが。)yahooの知恵袋とかを見ると、そのような質問をしていた方がボロクソに言われていましたね(笑)


僕は更に超ワガママな願望を持っているのです。



『今の生活を犠牲にしない範囲で1年の独学で予備試験に合格したい』

という訳ですから。

 



②僕が独学で勉強してみようと思った他の理由。


独学で勉強してみようと思った一番の理由は、

予備校に通う余裕が無いという事にあります。


ある知恵袋でも
「予備校に通う数十万円のお金をケチるくらいなら、やめた方がいい」
という様な厳しい意見を見ました。


僕の言いたい事はちょっと違います。

数十万円くらいのお金であれば、何ともならない事はありません。


『予備校に通う余裕が無い』というのはそういう理由だけじゃないんですよね。


単純に僕の年ごろでの仕事環境だと、時間が無いんです。


予備校に通って、授業を受ける様な時間の余裕が無いんです。
通信教育を受けて、毎日6時間も7時間もパソコンで授業を受ける時間の余裕が無いんです。


僕が確保する事が出来る時間は、
夜仕事が終わって帰宅してからの3時間くらい。
通勤の時間の往復で90分くらい。
仕事のタバコでの休憩や食事の休憩で計1時間くらい。

 

頑張っても1日5時間半程度。


しかも毎日確実とは言えない状況で、マックスで確保できる時間はこれくらいです。


また、WEBクリエイターっていう仕事柄、仕事の状況によってフレックスな仕事の時間になってしまっていて、「何曜日の何時から予備校」っていうスケジューリングはまず不可能なんですよね。

多くの社会人の人の中でも、司法試験に挑戦したいけど断念した人の多くはこういった『時間が無い』事が一番の理由に挙げられるのではないでしょうか?



③独学を考えている人に対しての世間のアドバイスを色々と参照した。


予備試験を挑戦する上で、ネットを中心に多くのコメントを参照しました。
前提として、ほぼ全ての意見で


「初学者が独学で予備試験(司法試験)に合格するのはまず無理」


という結論でした。


当然ながらの知恵袋でも、有名予備校の講師のコメントも、弁護士事務所の先生のコメントも、一般の予備校生の方や、合格体験を書いた人も、やはり最低でも予備校の答練等は受けなければ受からないと書いてあります。

誰一人独学は薦めていません。

(ちなみに僕だって完全に望んで独学を選択したわけではありません。)



増してや『1年で合格できますよ』なんてメッセージは皆無でしたね。
論外なのでしょう(笑)


日本の最難関国家試験はダテじゃないって事ですね。
それは数日にわたるリサーチで物凄く伝わりました。

 

予備試験を独学で希望する人にとって、

ネットでリサーチをすればするほどテンションが落ちる事ばかり見る事になります(笑)


④それでも尚、僕が挑戦しようと思っている理由。


僕だって、理解力ゼロのバカではありません。

 


皆さんが言いたい事はわかっていますし、「独学では厳しい」というコメントがただ生徒が欲しいだけの予備校の宣伝文句で無い事も分かっています。


でも、本当に無理なのかな?
という気持ちの方が僕の中に強く残ってしまったのです。
(やっぱり僕はバカなのかもしれません(笑))


・絶対に予備試験は独学1年という短期間で受からないのか?
・毎日10時間以上もの勉強時間は本当に必要なのか?
・「独学では厳しい」という言葉を受けても挑戦した人はどれだけいるのか?

もちろん、今必死に勉強している人達の事も、一生懸命勉強して合格した人達の事も、その人達の事を考えて日々知識を提供している講師の方達の事を低く見ている事では無いという事は大前提です。

 

それでも、僕は多くの皆さんの固定観念だらけの同じようなコメントに疑問を感じました。



⑤もし、司法試験の合格に可能性があるのであれば。


『何言ってんだコイツ?』と思われるかもしれないですが、

実は多少の勝機はあります。


まず、僕が30代のWEBクリエイターとして仕事をしてきた事。


プログラマーとかデザイナーが30歳で司法試験に挑戦したって話、あんまり聞かないですよね(笑)


将来検察官や弁護士を目指している人が、わざわざ回り道してWEBの知識なんて習得する人はいないでしょうから。


逆に、WEBクリエイターが急に司法試験を受けようという挑戦をする事も稀だと思います。


言っている意味がわからないかもしれませんが、プログラムの世界にもロジックを整理して最適解を出す為のいわゆる法律で言う『論理的思考』に近いものがあります。

 

もちろん、プログラムの世界と法律の世界では全く異なる内容ではありますが、この現場的経験は使い方次第ではかなり大きな武器になるのかなと思っています。


ネットで調べたら、司法試験(予備試験は)論理的思考が大切だと多くの人が言っていたので。


具体的にそれが役に立ったのか立たなかったのかはまだ断定できる段階ではありませんが、この「外部で得た経験値」は十分に活用しようと思っています。


もう一つは、どんな難しくても完全に未知の領域という事ではないという事。


試験である以上、正解と呼ばれるものは必ずあります。
そこに効率よく辿り着く事が出来る様になればいいんです。

 

その範囲がとても広い事が大変だと言われているのであれば、効率よくその広い範囲を短期間で習得できるようにすればいいんです。

『工夫』によって、乗り越えられる壁はあると僕は信じています。



⑥このブログを読んでくれた人へ


このブログは、僕の1年間の記録になる予定です。
勿論、興味を持って読んでくれる人もいれば、世間的には無謀な目標を持っているので、その甘さに嫌悪感を抱く人もいるでしょう。


それでも僕は今、来年の予備試験に合格できると信じています。


このブログでは気づきや工夫内容、反省点等も書いて行ければいいと思います。

普通の予備試験の勉強方法とは全く違った角度から攻める事が多いと思うので、刺激になる人もいるかもしれません(笑)


そして、ここに書いて行く事で現在の自分の居場所を自分自身でも再確認していきたいと思っています。


ただ、僕と全く同じ様な勉強法を取る事は難しいとは思われますので、全ての人にとって参考になるわけでは無いと思います。
(自分用の学習用WEBアプリを作ったりするので)


だから、何事も『工夫』をする事は大切だという事を知ってもらえれば良いです。


30歳超えてからでも、新しい事に挑戦が出来る。
今からやる事でしか使えない武器がある。


今ある自分の全てを使って司法試験の予備試験に挑戦する事で

多くの方の励みになればと思っています。

 

 

※僕に対してコメントやメッセージを頂ける事もあるかもしれませんが、一応来年の予備試験、合格すれば再来年の新司法試験まで、ギリギリの時間を使って勉強している身ですので、あまり親密な対応はできないと思いますのでご了承下さい。

それでも「返事はすぐにはいらない」というテイでメッセージ等を頂ける分には大歓迎ですので宜しくお願い致します。